50歳からのセミリタイアへの道

48歳の私が50歳でのセミリタイアを目指します

生活費(国民健康保険編)

セミリタイア後の生活費を検証する中で国民健康保険の保険料が判りにくく、地味にコストが掛かっています

 

国民健康保険料の支払いについてもう少し理解を深めたいと思います

 

国民健康保険料は市区町村により異なります】

国民健康保険は市区町村が運営しております

仮に国民健康保険に入らなければ治療費も全額自己負担でしょうから、高齢になればなるほど必須となる保険です

 

「国民」と言いながらも市区町村が運営しているので、保険料や免除条件も市区町村によりバラバラです

例えば年収400万円の独身35歳の国民健康保険料は

広島市の場合は年間63万円、東京23区の場合は35万円、豊田市の場合は29万円となっており、実に2倍以上の差があります

 

【私が住んでいる台東区の場合】

(保険料計算式)

基礎金額      総所得-33万円×加入人数(我が家は2名)

医療分       基礎金額×7.14%+39,900円×加入人数

後期高齢者支援   基礎金額×2.29%+12,900円×加入人数

介護保険      基礎金額×1.99%+15,600円×加入人数

介護保険は40-64歳までが対象です

 

セミリタイア後の想定では夫婦で年間100万円をバイトで稼ぐ想定ですので

基礎金額は100万円-66万円=34万円となります

 

保険料は

医療分       340,000×7.14%+39,900×2=104,076円

後期高齢者支援   340,000×2.29%+12,900×2=35,660円

介護保険      340,000×1.99%+15,600×2=37,966円

合計177,702円を年間に支払う必要があります

 

(軽減/免除)

多くの市区町村では低所得者のために軽減措置が設けられています

台東区では所得に応じて「均等割り」部分の権限措置があります

※上記では「39,900×2」、「12,900×2」、「15,600×2」にあたる部分

 

台東区均等割り額の軽減措置>

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【私の国民健康保険料】

セミリタイア後の想定では夫婦で年間100万円をバイトで稼ぐ想定ですので2割軽減が適用されます

軽減措置後の私の保険料は

医療分       340,000×7.14%+31,920×2=88,116円

後期高齢者支援   340,000×2.29%+10,320×2=28,426円

介護保険      340,000×1.99%+12,480×2=31,726円

合計148,268円を年間に支払う必要があります

満額の場合は177,702円でしたので、満額払うよりも30千円安くなりました

年間100万円を稼ぐのではなく、90万円で抑えた場合は合計109,302円の支払いとなります

収入は10万円減少しますが、保険料が23千円安くなります

 

【結論】

夫婦二人で年間100万円稼いだ場合の台東区での健康保険料は年148,268円、月々約12千円となる

稼ぐのであれば90万円、137万円の軽減措置の壁を意識する

 

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