生活費(国民年金編)
セミリタイア後の生活費を検証する中で国民年金の支払いが大きなウェイトを占める事が判りました
国民年金の支払いについてもう少し理解を深めたいと思います
【私は国民年金を払います】
国民年金の支払いは義務です
支払うべき費用ですが、低所得者には免除という方法も選択肢として用意されています
条件として所得が92万円以下であれば免除可能だそうです
しかし、全額免除となった場合には免除期間中の年金額算定が通常の1/2になるそうなので注意が必要です
国民年金の保険料は令和2年時点で一人16,540円となります
10年前は15,000円程度でしたので年間で平均1%づつ値上げされています
私が60歳になる10年後には18,000円程度になっている可能性が高いです
また、国民年金には「付加保険」があります
通常の国民年金保険料に月々400円を上乗せすれば、将来受給する年金額を増やせます
増やせる年間の年金額は「200円×付加保険料納付月数」で計算します
50歳から国民年金に入る私は60歳になるまで保険料を支払いますので
200円×120ヶ月=年24,000円 の年金増加となります
【夫婦二人で34,000円の支払い】
国民年金+付加保険に夫婦で加入を予定する方は月34,000円の支払いが必要です
将来の保険料改定を考慮すれば月35,000円程で見積もっていた方が良いかもしれません
年42万円の支払い。さすがに年額にすると家計を圧迫しますね
長生きのリスクを考えると、少しでも将来貰える年金を増やしたい。それが心の安定につながると考えるタイプですので、免除申請せずに国民年金保険料を払い続けたいと考えています
【厚生年金保険料】
ちなみに現在会社経由で支払っている厚生年金保険料ですが、標準報酬月額が最上限に位置づけられていますので、月56,730円でした
半額負担している会社分を加味すると年間136万円の支払いです
更に今年から上限が引き上げられますので、年間143万円まで増加する見込みです
給料天引きって恐ろしい制度ですね
給料明細もWebとなり、意識して保険料や税金を見る機会が無くなりましたが、皆さまも一度チェックしてみて下さい