どこに住むかが問題です
セミリタイア後に住む場所は重要な要素の1つです
ライフスタイルだけでなく、資産状況も大きく変わってきます
【現住所】
私は現在、東京の秋葉原近辺に住んでおります
※本当は御徒町寄りですが、あくまでも秋葉原と言い張っております
ここにマンションを購入したのは約10年前
以前は会社への出勤で1時間近く掛かっていましたが、利便性のみを重視して現在の住まいを購入しました
住宅環境としては何処に行くにも便利ですし、買い物にももちろん困りません
多少の喧騒はあるものの、子供の教育等を考えないで良い私たちには十分な環境です
【セミリタイア後の住まい選び】
現在の住まいは通勤等の利便性を重視して購入しましたので、リタイアして仕事に行く事が無くなれば、1つの優位性が減る事となります
セミリタイア後の住まい選びの選択肢として
①今の住まいに住み続ける
②田舎に引っ越す
③第三の選択肢
が考えられます
【金銭面から考える】
現在の住まいは築25年程度の分譲マンションです
住宅ローンはありませんが、管理費や修繕積立金が月々発生します
固定資産税等のもろもろを考えると年間50万円程度の維持費でしょうか
田舎に引っ越すとすれば、値段も色々でしょうが500万円程度で手頃な物件が沢山存在します
空き家問題も騒がれている昨今ですから、もっと安い物件もあるのではないでしょうか
仮に500万で購入し、さらに500万円掛けてリフォームをしたとしても1,000万円で終の棲家を手に入れる事が可能です
現居住中のマンションは4,000万円以上で売れると想定されますので、3,000万円の老後資金を捻出出来るうえ、年間50万円程度のマンション維持費用も半額程度に抑えられるのではないかと考えた場合、田舎に引っ越す事も選択肢の1つだと思います
【ライフスタイルから考える】
都心に住むメリットは利便性です
買い物等の問題はありませんし、エンターテイメント施設へのアクセスも非常に良く、飽きがこない毎日を送れます
また、老後の最大の問題である病気については幸いにして総合病院が多数存在しますので「何とかなるのではないか?」と予想しています
一方で田舎暮らしはですが
のんびりした雰囲気でちょっとした菜園を耕しながら過ごす事が想定されます
野菜が自家栽培出来れば生活費は多少楽になりますし、自家栽培といえども日々の手入れで相応の時間が費やされ、充実した日々が過ごせることでしょう
しかし、田舎暮らしに憧れて移住した人の話を聞けば、濃密な近所付き合いは避けて通れないとの事
やはり都会と異なり、集落ならではの文化や風習などには従う必要が出てきます
【選択】
私は多少の田舎暮らしには憧れますが、根が人見知りですし、虫が苦手ですので田舎暮らしには向かない気がしています
贅沢な選択肢として都会に住んでいて、車で2時間程度の所にも別荘を持っている的な生活であればBestなのですが、残念ながらその資金はありませんので、現在の場所(東京)に住み続ける事になるのではないでしょうか
【第三の選択肢】
森永卓郎が提唱する「トカイナカ」は非常に興味深く、第三の選択肢として一考の余地があるのではないでしょうか
「トカイナカ」は都心から1時間半程離れた場所を指すそうです
駅から15分程歩けば農地が広がる、それなりに買い物施設が存在する、都心に行こうと思えば1時間半で行ける場所が程良いバランスでの生活が送れるとの事だそうです
具体的には東京でいえば八王子の先や青梅、飯能、坂戸あたりでしょうか
【当面の住まい】
当面の住まいは現在の秋葉原として、心境の変化があれば「トカイナカ」も選択肢として考えます